エディオンではパソコンの処分をしてもらえます。
料金に関しては無料ですが、一部例外で有料となる場合もあるので、しっかりと確認しておきましょう。
また、データ消去に関しても自分で行う必要があるなど、エディオンでパソコンを処分する際にはさまざまな確認しておくべき点があります。
そこで本記事では、エディオンのパソコン処分について詳しく解説していきます。
ぜひとも参考にしていただき、お得かつスムーズにパソコンの処分をしましょう。
- エディオンのパソコン処分方法
- パソコンのデータ消去方法
- エディオン以外でパソコンを処分する方法
回収業者 | 料金 | おすすめポイント |
---|---|---|
リネットジャパン |
0円 | データ消去も対応中! |
日本不用品回収センター |
5,000円〜 | 最短当日!WEB割キャンペーンあり |
粗大ゴミ回収本舗 |
14,800円〜 | テレビの出演実績あり! |
目次
エディオンでパソコンを無料で処分できる!
冒頭でも紹介したように、エディオンではパソコンの処分が可能です。
エディオンは家電のリサイクルを行っており、パソコンもそのリサイクル品目の一つとなっています。
- 基本的には無料で処分できる
- 処分方法は持ち込みのみ
- モニターは有料での対応
- 壊れていても処分可能
- データ消去は自分で行う
まずはエディオンでのパソコンの処分にかかわる基本情報について解説していきます。
パソコンを無料で処分できる
処分にかかる費用は基本的には無料です。
具体的に無料の回収となるのは以下の通りです。
パソコン(本体のみ)・グラフィックボード・キーボード・自作パソコン(CPU・マザーボード・HDD含む)・PC用小型スピーカー・ハードディスク・CPU・HDD・BDドライブ(BD、CD、DVD、FD)
自作パソコンは、「CPU」「HDD」「マザーボード」「グラフィックボード」の中の3つ以上を含む場合に限るので、注意しましょう。
なお、買取は行っていないので、どれだけ高スペックなパソコンだったとしても、値段が付くことはありません。
高スペックなパソコンを処分する場合は、無料どころか逆にお金を受け取れる可能性も少なくないので、別の方法も検討しましょう。
処分方法は持ち込みのみ
エディオンではパソコンの訪問回収はしておらず、持ち込みの場合のみ処分ができます。
たとえ新しいパソコンをエディオンで購入したとしても、訪問回収をしてもらうことはできないので留意しておきましょう。
また、フランチャイズ店ではパソコンの持ち込みを受け付けていないので気をつけてください。
モニターは有料での対応
一部、有料での対応となるものもあります。
ディスプレイモニター・スピーカー・自作パソコン(ケースのみ)
特にディスプレイモニターに関しては注意が必要で、種類によっては高額になることもあります。
モニターの種類 | 料金 |
---|---|
液晶・プラズマディスプレイモニター(23型以下) | 550円 |
ブラウン管ディスプレイモニター(23型以下) | 1,100円 |
ディスプレイモニター(24型以上) | 4,400円 |
ディスプレイモニターは画面に傷などがなければ、比較的買い取ってもらいやすい商品です。
後ほど紹介する「家電量販店以外でパソコンをお得に処分する方法」を参考に、よりお得に処分しましょう。
壊れていても処分可能
エディオンではパソコンは壊れていても処分ができます。
買取ではなく、リサイクルをする形で引き取っているので、たとえ電源がつかなくても問題なく回収してもらえます。
これは買取店にはない大きな魅力といえるでしょう。
壊れていて買取の見込みがないパソコンは、ぜひともエディオンの家電リサイクルサービスを利用してみてください。
データ消去は自分で行う
データ消去に関しては、基本的には自分で行います。
エディオンではパソコンのデータ処分を行っているわけではありません。
そのため、データの流出のリスクを減らしたいなら、自分でデータを消去してからエディオンにパソコンの処分をしてもらいましょう。
エディオンで処分する前に行うべきパソコンのデータ消去方法
前述したように、エディオンでパソコンの処分をする場合は、自分でデータ消去を行います。
データ消去の方法としては主に以下の3つが挙げられます。
- 基本的には初期化をするだけでOK
- 不安な場合はSSDやHDDを物理的に破壊する
- データ消去ソフトを使うのも一つの手
それぞれの方法を詳しく見ていきましょう。
パソコンの初期化をするだけでOK
パソコンの初期化をするだけで問題はありません。
パソコンの初期化をすることで、基本的に内部にあるデータは削除されます。
厳密にはパソコンの初期化をしたとしても、データは内部的には残っており、復元をすることは可能です。
ですが、完全にデータを消去するのは多少手間がかかります。
効率的に手間なく流出のリスクを下げたいのであれば、初期化をしておけば特に問題ありません。
不安な場合はSSDやHDDを物理的に破壊する
初期化だけでは不安な場合は、SSDやHDDを物理的に破壊するのも一つの手です。
データが保存されているSSDやHDDが破壊され、読み込みができない状態になってしまえば、当然復元をすることはできません。
破壊する方法としては主に以下の通りです。
- 手で割る
- ハンマーなどの鈍器でたたく
- ドリルなどで穴をあける
カバーのあるタイプは、カバーを外して内部にあるSSDやHDD本体を破壊するのが確実です。
SSDやHDD本体は手で強い力を加えれば簡単に割れます。
カバーを外すのが面倒な場合は、ハンマーやドリルを使って破壊しましょう。
データ消去ソフトを使うのも一つの手
データ消去ソフトを使うのも一つの手です。
データ消去ソフトとは、初期化するよりも完全にデータの消去ができるソフトのことです。
パソコンのデータは初期化をしても、履歴のような形でデータが残っており、ほかのデータでSSDやHDDが一杯になるまでは、内部的に残ったままになっています。
データ消去ソフトを使えば、履歴のような形で残っているデータすらも上書きすることで完全に消去することができます。
ただし、データ消去ソフトは有料のものが多いため、お得にパソコンを処分するには向いていません。
無料のデータ消去ソフトもありはしますが、時間がかかったり、機能が制限されていたりする点には留意しておきましょう。
そのため、基本的には物理的に破壊をしたほうが手っ取り早く費用も掛かりません。
データ消去ソフトは、エディオンで処分をするよりは、パソコンを売る場合に活用すると良いでしょう。
エディオン以外の家電量販店のパソコン処分対応
エディオン以外の家電量販店のパソコン処分対応もまとめてみました。
ほかの家電量販店でもパソコンを処分してもらえる場合はあるので、近くにエディオンがない方は検討してみてください。
- ケーズデンキ
- ヤマダ電機
- ビックカメラ
それぞれ見ていきましょう。
ケーズデンキ
参照:家電リサイクル
ケーズデンキではパソコン本体を無料で処分してもらえます。
ただし、訪問での回収はできず、店頭までパソコンを持っていく必要があります。
ディスプレイの処分は有料となるので留意しておきましょう。
ヤマダ電機
参照:インバースネット
ヤマダ電機でもパソコンの無料処分が可能です。
訪問回収も行っているので、来店するのが面倒な場合は訪問回収の依頼をしてみてください。
なお、訪問回収の場合は料金が変わる場合もあるので、事前に問い合わせておきましょう。
また、ヤマダ電機とは少し異なりますが、ヤマダホールディングスグループのインバースネットでは、宅配でのパソコン無料回収を行っています。
送料も完全無料で、周辺機器である、液晶モニター・キーボード・マウス・コード類なども対象となっています。
データ消去も行ってくれるので、非常に便利ですよ。
緩衝材を包んだり、集荷依頼をしたりと多少手間はかかりますが、費用を抑えて一気に処分したい場合は活用してみましょう。
ビックカメラ
ビックカメラでは、3辺160cm・重さ30キロ以内に収まれば、1箱1,958円で家電の回収を行っています。
対象品目は400以上で、パソコンの処分に利用することができます。
無料での処分はかないませんが、対象品目で既定のサイズ内であれば一括で処分ができるのが大きな魅力です。
そのため、パソコン以外にもさまざまな小型家電を処分したい人に向いています。
パソコンのデータ消去サービスも提供していますが、1台3,300円かかってしまうので、可能な限りは自分で消去しましょう。
家電量販店以外でパソコンをお得に処分する方法
これまで紹介したように、家電量販店では比較的低料金でパソコンの処分ができるものの、買取をしてもらえるわけではありません。
また、処分をするにも自分で店舗まで足を運んだり、発送したりする必要があるため多少手間がかかります。
そこでここからは、家電量販店以外でパソコンを処分するおすすめの方法を5つ紹介します。
- フリマアプリで売る
- ジモティーで譲る
- リサイクルショップに売る
- 分解して売る
- 不用品回収業者に依頼する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
フリマアプリで売る
パソコンはフリマアプリで売ることができます。
ノートパソコンからデスクトップパソコンまで幅広い種類のパソコンが出品されており、非常に人気のジャンルとなっています。
フリマアプリはリサイクルショップで売るのとは違って、個人間での取引となるので高値で売りやすいのが大きな魅力です。
デメリットとしては送料の負担を考えなければいけない点、梱包に気を使わなければいけない点、買い手が見つかるまでは処分ができない点が挙げられます。
特にデスクトップパソコンは重量があり、送料が高くなりやすいので、値段設定は慎重に行いましょう。
また、衝撃に弱いこともあり、しっかりと緩衝材を敷かなければ故障してしまう可能性があるので注意してください。
「時間や手間がかかってもいいから高値で売りたい」という方におすすめです。
ジモティーで譲る
ジモティーで譲るのも一つの手です。
ジモティーとは簡単に言えば、実際に会って取引ができるフリマアプリのようなサービスです。
近くの人と会って取引をするため送料がかかりませんし、梱包の必要もなくなります。
取引方法も自由で、相手に自宅まで来てもらって回収をしてもらうことも可能です。
また、無料で出品ができるため、人口の多い地域であればすぐに相手が見つかりやすいというメリットも持っています。
反面、近くの人としか取引ができないため、有料での出品となると相手が見つかりづらいのが難点です。
「お金はいらないから手っ取り早く処分したい」という場合は利用を検討してみましょう。
リサイクルショップに売る
リサイクルショップに売る方法もおすすめです。
フリマアプリに比べると買取額は低くなりがちですが、買取対象であればすぐに売ることができるのが大きな魅力です。
フリマアプリは買い手が見つからなければ、ずっと保管しなければいけませんが、リサイクルショップならすぐに処分ができます。
「手っ取り早く売りたい」「ネットの個人間の取引は不安」と考えている方は利用を検討してみましょう。
分解して売る
分解して売るという方法もあります。
パソコンは壊れていても、部品に価値がある場合も少なくありません。
電源が壊れていて起動ができないパソコンでも、内部のパーツが生きていれば高値で売れる可能性があります。
実際にCPUやGPU、SSDなどは単体でフリマアプリやリサイクルショップで売られています。
壊れたパソコンは、壊れている部品だけをエディオンなどで処分して、まだ使える部品はフリマアプリやリサイクルショップに売ってみましょう。
不用品回収業者に依頼する
「とにかく手間なくパソコンを処分したい」と考えているなら不用品回収業者がおすすめです。
不用品回収業者とはその名の通り、不用品の回収に特化している業者で、パソコンはもちろんのこと、周辺機器であるディスプレイ・キーボード・マウスなども回収してもらえます。
パソコンを使用する際に使っていた、デスクやチェアーなども回収してもらえるので、不用品をまとめて処分する際には活躍すること間違いありません。
また、不用品回収業者は電話一本ですぐに自宅まで来てくれるという特徴も持っています。
そのため「引っ越し間近ですぐに処分したい」「今すぐに断捨離を進めたい」という方にはうってつけです。
デメリットとしては、費用が掛かってしまう点が挙げられます。
ですが、回収するものによっては買取対応もしてくれるので、場合によっては無料での回収も夢ではありません。
見積自体は無料でできるので、まずは一度どれくらいの費用になるのか、買取をしてもらえるのかなどをチェックしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
- エディオンではパソコンを無料で処分できる
- お店に持ち込むのが面倒な場合は宅配回収がおすすめ
- リネットジャパンは送料・手数料0円のパソコン回収
- 環境省認可のサービスだから安心!
エディオンではパソコンの無料回収が可能です。
非常に便利なサービスなので、手っ取り早くパソコンを処分したい場合は活用してみましょう。
ただし、ディスプレイなど一部有料となる品目もあるので注意してください。
なお、エディオン以外にもパソコンの処分ができるサービスはあり、買取をしてもらえることも少なくありません。
本記事で紹介した内容を参考に、自分に合った方法でパソコンを処分していただければと思います。