10年以上使った家電でも無料で回収してもらうことは可能です。
ただし、10年以上使った家電を買取してもらうことは難しいため、リサイクルショップの利用はおすすめしません。
また、処分方法や品目によってはリサイクル費用などが掛かるため、無料で回収をしてもらう場合は工夫する必要があります
そこで本記事では、10年以上使った家電のお得な処分方法を紹介していきます。
無料回収してもらう方法なども一緒に解説していきますので、ぜひとも参考にしてください。
- 10年以上使った家電の中でも無料で回収してもらえるものはある
- 冷蔵庫や洗濯機など大型家電の無料回収は難しい
- 自分で処分するには運び出しや手続きに手間がかかる
- 10年以上使った家電を簡単に処分するなら不用品回収業者がおすすめ
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目次
家電は10年以上使っていても無料で回収してもらえる!
冒頭でも紹介したように、家電は10年以上使っていても無料で回収してもらえます。
ただし、無料で回収してもらうには手間がかかる場合が多いです。
「こんなに手間がかかるなら有料で処分すれば良かった」と感じることも少なくないので、手間と費用のバランスを考えて自分に合った方法で処分をしましょう。
10年以上使った家電を処分する際に覚えておきたいこと
10年以上使った家電を処分する際は、以下のポイントを押さえておきましょう。
- 基本的に買取は不可能
- エアコン・洗濯機・冷蔵庫・テレビは家電リサイクル法の対象になる
- 一部の家電は自治体で無料回収してもらえる
- 下取りでお得に回収してもらえる場合もある
- 処分する際は費用を比較する
それぞれ詳しく解説していきます。
基本的に買取は不可能
10年以上使った家電は基本的に買取はしてもらえません。
製造から5年以上たった家電は買取拒否されることがほとんどなので、10年使用しているなら望みはほとんどありません。
5年以上たった家電が買取拒否される理由は、ほとんどの家電の耐用年数が5年前後となっているためです。
家電は5年たつと資産としての価値がなくなるため、買取に関しても値段がつけられないという状態になります。
もちろん、買取基準というのは「売れるかどうか」が肝心なため、5年以上たっても有名メーカーで人気のある家電なら買取をしてもらえる可能性はあります。
とはいえ、10年以上たっている場合はメーカーが修理対応してくれないことも多いため、買取対応になることはほとんどないといって良いでしょう。
そのため、10年以上使った家電はリサイクルショップなどで買取を依頼するのではなく、別の方法で処分をする必要があります。
エアコン・洗濯機・冷蔵庫・テレビは家電リサイクル法の対象になる
エアコン・洗濯機・冷蔵庫・テレビは家電リサイクル法の対象となるため、処分・回収してもらう場合はリサイクル費用がかかってきます。
- 冷蔵庫…3,740円~5,600円
- 洗濯機…2,530円~3,300円
- エアコン…990円~2,000円
- テレビ…1,320円~3,700円
また、自宅まで回収に来てもらうなら収集運搬費用もかかってきます。
収集運搬費用は業者や品目によって異なりますが、おおむね3,000円~10,000円ほどです。
業者に回収してもらう場合は、確実にかかってくる費用なので、エアコン・洗濯機・冷蔵庫・テレビの無料回収は難しいと考えておきましょう。
なお、家電リサイクル法の対象家電は、自治体で回収してもらうことはできないので注意してください。
一部の家電は自治体で無料回収してもらえる
エアコン・洗濯機・冷蔵庫・テレビを除いた、一部の小型家電は自治体で無料回収してもらえます。
無料回収をしてもらえる家電は、自治体によって異なります。
ですが、多くの場合で粗大ごみとならない家電、例えばドライヤーやデジカメ、スマートフォン、電動工具、ゲーム機などは無料の回収をしてもらえます。
回収方法は、自治体が設置しているリサイクルボックスへ入れたり、燃えないゴミとして提出したりと、住んでいる地域によって様々です。
そのため、家電を無料回収してほしい場合は、まずは自治体の小型家電の回収内容を確認しましょう。
下取りでお得に回収してもらえる場合もある
回収とは少し性質が異なりますが、下取りによって処分をする方法もあります。
家電量販店によっては、下取りをすることで古い家電を回収しつつ、新しく購入する家電を割引してもらえることがあります。
回収してもらいつつ新しい家電が割引となるので、非常にお得です。
また、下取りは基本的に年式や使用感など関係なく対応してもらえるので、10年以上使用していても問題ありません。
下取りというのは新しく家電を購入しなければいけないのがネックですが、買い替えの際には非常に重宝するでしょう。
そのため、買い替えを考えているのなら、古い家電を下取りしてもらえるかチェックしてみてください。
処分する際は費用を比較する
処分をする際は費用を比較しましょう。
10年以上使った家電は、無料回収が可能ではあるものの、家電の状態、処分のタイミングによっては、どうしても費用が掛かってくることも少なくありません。
費用をかけて処分することになったら、業者ごとに比較をしましょう。
家電量販店にエアコン・洗濯機・冷蔵庫・テレビなどの家電を引き取ってもらう場合は、収集運搬費用に差が出てきます。
また、不用品回収業者に依頼する場合も、業者によって費用には大きな差が生まれます。
比較をせずに業者を選んでしまうと、損をする可能性が非常に高いです。
それぞれの業者の処分費用を比較して、一番お得な業者を選ぶようにしましょう。
10年以上使った家電のお得な処分方法7選
10年以上使った家電は以下の方法で処分をしましょう。
- ジモティーで譲る
- フリマアプリで売る
- 知人・親戚に譲る
- 自治体のサービスを利用する
- 家電量販店に引き取ってもらう
- 買い替え時に引き取ってもらう
- 不用品回収業者を利用する
それぞれ手順や費用、特徴など詳しく解説していきますので、自分に合った方法を選んでください。
ジモティーで譲る
手間がなく費用も抑えやすいのが、ジモティーで譲る方法です。
ジモティーでは、不要な家電を譲ったり売ったりできます。
10年以上使った家電なら0円で出品することが多いですが、大型のテレビやドラム洗濯機など人気の家電であれば値段をつけても購入希望者が現れることも多いです。
また、ジモティーは購入希望者と直接会って取引をするため、家電を発送する必要がありません。
さらに、相手に自宅まで来てもらって回収をしてもらえます。
そのため、手間なく費用もかけることなく家電を処分できます。
ただし、家電の状態によっては引き取りを希望する人が現れない場合もあるので、すぐに処分できない可能性があるということは理解しておきましょう。
ジモティーで譲る手順
ジモティーで譲る手順は以下の通りです。
- STEP1.ジモティーの会員登録をする
- STEP2.不用品を出品する
- STEP3.引き取り希望者と連絡を取る
- STEP4.決めた日時に引き取り希望者へ不用品を渡す
- STEP5.金額を設定した場合はその場でお金を受け取る
ジモティーは引き取り希望者と直接メッセージのやり取りをするため、お互いの合意であればどのような方法でも取引ができます。
例えば、引き取り希望者と顔を合わせたくないのであれば、引き取りの日時だけ決めたのち、自宅の外に出しておいて回収をしてもらうことも可能です。
ほかにも、自分一人では運べない大きな家電は、引き取り希望者と一緒に自宅から搬出して回収をしてもらうなど、取引方法はさまざまです。
そのため、まずは家電を出品して、引き取り希望者が現れたら相談をしながらどのように引き渡すか決めましょう。
フリマアプリで売る
フリマアプリで売るという方法もあります。
フリマアプリではジモティーと違って、発送をする必要があるので多少手間がかかります。
また、送料がかかるということもあり、大型の家電の処分には向いていません。
ただし、フリマアプリは全国の人に対して商品を売ることができるため、購入してもらいやすいです。
小型の家電を売る場合は、送料が安くて使いやすいので、ぜひとも利用を検討してみましょう。
フリマアプリで売る手順
フリマアプリで売る手順は以下の通りです。
- STEP1.フリマアプリを登録する
- STEP2.不用品を出品する
- STEP3.購入者と連絡を取る
- STEP4.不用品を発送する
- STEP5.売上金を出金する
もし大型の家電をフリマアプリで売りたい場合は、事前に送料の確認をすることも大事です。
大型の家電は送料が1万円を超えることも少なくないので、値段設定を誤ると赤字になってしまいます。
発送方法などは自分で考える必要があるので、初めて利用する場合は多少手間に感じますが、慣れていけば非常に便利です。
今回に限らず、今後家電以外にも不要なものが出た際に活躍するので、この際に覚えてみてはいかがでしょうか。
知人・親戚に譲る
親戚や知人に譲るという方法もあります。
親戚や知人をたどっていくと、10年以上使った家電でも必要としている人が見つかるかもしれません。
特に一人暮らしを始める方にとっては、10年以上たった家電でも「使えるのであれば貰いたい」と考える人は多いです。
職場の人や、家族など家電を必要としている人がいないか一度探ってみましょう。
知人・親戚に譲る手順
知人・親戚に譲る手順はどのような形でも問題ありません。
譲る相手の自宅まで自分で運んでも良いですし、小型の家電なら配送をするという手もあります。
特に決まりはないので、相手と相談して決めましょう。
自治体のサービスを利用する
自治体のサービスを利用するという手もあります。
前述したように、自治体では小型家電であれば無料で回収している場合が多いです。
そのため、譲る相手がいない、買い手が見つからないなら、粗大ごみとして自治体で処分するのも一つの手です。
エアコン・洗濯機・冷蔵庫・テレビ以外の家電は自治体にて確実に捨てられるので、費用が掛かることを厭わないのであれば活用してみましょう。
自治体のサービスを利用する手順
自治体のサービスで家電を捨てるのは「小型家電」として捨てる場合と「粗大ゴミ」として捨てる場合の2種類があります。
- STEP1.粗大ゴミの回収依頼をする
- STEP2.粗大ゴミ処理券を購入する
- STEP3.粗大ゴミに張り付けて回収日に出す
粗大ゴミとして捨てる場合は、粗大ゴミの回収依頼をして、依頼時に指示されたとおりに粗大ゴミ処理券を購入しましょう。
なお、繰り返しになりますが、エアコン・洗濯機・冷蔵庫・テレビは家電リサイクル法に該当しているため、粗大ゴミでは回収できません。
- STEP1.自治体の小型家電の処分方法を確認する
- STEP2.自治体の指定している通りに処分をする
小型家電を捨てる場合は、自治体によって手順が大きく異なります。
自治体のホームページを確認して、指定されている正しい手順で処分しましょう。
家電量販店に引き取ってもらう
家電量販店に引き取ってもらう方法もあります。
エアコン・洗濯機・冷蔵庫・テレビが、ジモティーやフリマアプリなどで売れなかったら、家電量販店に引き取ってもらいましょう。
リサイクル費用はかかりますが、確実にすぐに処分することができます。
なお、自宅まで回収に来てもらう場合は、収集運搬費用が掛かるので留意しておきましょう。
家電量販店に引き取ってもらう手順
家電量販店に引き取ってもらう手順は以下の通りです。
- STEP1.近くの家電量販店の回収品目を確認する
- STEP2.不用品を家電量販店へ持っていく
- STEP3.必要に応じて費用を支払う
まずは近くの家電量販店の回収品目を確認しましょう。
エアコン・洗濯機・冷蔵庫・テレビ以外にも、小型家電などを格安、もしくは無料で回収している場合があります。
回収品目を確認して、問題がなければ不用品を家電量販店まで持っていきましょう。
自分で運べないなら、回収に来てもらうのも一つの手です。
買い替え時に引き取ってもらう
10年以上たった家電でも、買い替え時に引き取ってもらうことは可能です。
下取りという形で新しい家電が割引になったり、リサイクル費用がかかったり、無料で回収してもらえたりと、家電の種類やお店によって対応はさまざまです。
買い替えをするなら、古い家電をよりお得な方法で処分できるよう、適切に家電量販店を選びましょう。
買い替え時に引き取ってもらう手順
買い替え時に引き取ってもらう手順は以下の通りです。
- STEP1.購入前に引き取り対応をしているか確認する
- STEP2.購入時引き取りの依頼をする
- STEP3.不用品を引き渡す
買い替えをしても、引き取りしてもらえない場合もあるので、対応状況はしっかりと確認しておきましょう。
不用品回収業者を利用する
手間を一切かけたくないなら、不用品回収業者がおすすめです。
不用品回収業者では費用はかかるものの、電話一本で自宅まで来てくれてすぐに家電を回収してもらえます。
日中の依頼であれば即日に来てくれることがほとんどなので、引越しによって不要な家電が出てきた方にとっては特におすすめです。
不用品回収業者を利用する手順
不用品回収業者を利用する手順は以下の通りです。
- STEP1.不用品回収業者に連絡をする
- STEP2.見積もりをしてもらう
- STEP3.金額に納得がいけば回収してもらう
不用品回収業者によっては、見積もりに費用が掛かる場合もあるので注意が必要です。
想定以上の金額だった際にキャンセルができるように、見積もり無料でキャンセルをしても費用が掛からない業者を選ぶようにしましょう。
10年以上使用した家電の処分におすすめの不用品回収業者は?
10年以上使用した家電を処分する際には不用品回収業者もおすすめです。
撤去から運搬、処分まで一任して依頼できるので、運搬する労力をかけたくない方に最適です。
ECO助っ人
会社概要 | |
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サービス名 | ECO助っ人 |
料金 | 5,000円〜 |
回収対応品目 | 冷蔵庫・洗濯機・テレビ・エアコン・ベッド・タンス・小型家電など |
電話番号 | 0120-166-028 |
公式サイト | https://eco-suketto.jp/ |
ECO助っ人なら、定額パックで積み放題が可能なので冷蔵庫のほかにも処分したい不用品がある場合はお得に利用できます。
もちろん、冷蔵庫や洗濯機単品でも回収が可能です。
運搬から任せられるので、忙しくて運搬している時間がない方やほかにも捨てたい処分品がある方はECO助っ人でお得に処分しましょう。
不用品回収センター
会社概要 | |
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サービス名 | 不用品回収センター |
料金 | 4,800円〜 |
回収対応品目 | 冷蔵庫・洗濯機・テレビ・エアコン・小型家電・マットレス・服など |
電話番号 | 0120-949-966 |
公式サイト | https://suisan-portal.jp/ |
不用品回収センターは、年間50,000件以上の回収実績がある不用品回収業者です。
女性作業員の回収を依頼することも可能なので、女性の一人暮らしでも安心して回収を依頼できます。
運搬が難しい大型家電でも撤去から運搬、処分まで一任できるので、運搬が難しい家電の処分は不用品回収センターに依頼しましょう。
まとめ
- 10年以上使った家電の中でも無料で回収してもらえるものはある
- 冷蔵庫や洗濯機など大型家電の無料回収は難しい
- 自分で処分するには運び出しや手続きに手間がかかる
- 10年以上使った家電を簡単に処分するなら不用品回収業者がおすすめ
- 日本不用品回収センターなら最大10,000円オフのWEB割があるからお得!
10年以上使った家電でも無料回収は可能です。
ただし、物によってはどうしても有料での処分になることもあります。
不用品回収業者は非常にスピーディーに処分ができるので、急ぎで家電の回収をしてほしいなら利用を検討してみましょう。